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あおいちブログ

ITmedia新卒採用担当のブログです。

未来のアイティメディアを担う新入社員がやってきました

 みなさんこんにちは。アイティメディアは4月1日、2014年入社の新入社員入社式を開催しました。今年は5人の新社会人がアイティメディアに加入してくれました。今回はアイティメディア代表取締役社長の大槻利樹から新入社員に向けたスピーチの内容をお伝えします。

社会人にとっての「時間」

 社長スピーチは、1年前の新入社員、つまり2013年新卒入社の社員5人と食事をしたという話から始まりました。

 その席で話題になったのが、社会人を1年間経験してみて、学生時代と比べて大きく変わったものは何かというテーマだったそうです。1年前の新入社員の意見を総合すると1つ目は「時間」、2つ目は「数字」、3つ目は「チームワーク」となったようです。

 1つ目の「時間」は、一番大きく感じることかもしれません。学生時代は授業があるとはいえ、自分の自由になる時間がかなり多かったでしょう。しかし社会人になるとそうはいきません。まずは毎日定時に出勤しなければなりません。

 仕事を始めると会議、打ち合わせがあったり、先輩に何かをじっくり教えてもらうこともあります。このようなときは関係者全員で時間を合わせて行動します。毎日定時に出社しなければならない理由はこのような点にあります。自分1人が勝手に遅刻したりすることは、定時に集まった人たちの時間をムダにすることになるのです。社会人にとって時間は自分1人のものではないのです。

 社会人の時間は「コスト」とも考えられます。同じ仕事を済ませるのに倍の時間をかけていたら、その分人件費がかさむと考えられますよね。時間をしっかり守るだけでなく、効率よく時間を使うことも大切だと言えるでしょう。

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新入社員に語りかける大槻社長

「数字」は偽りなく事実を伝えてくる

 2つ目として挙がった「数字」については、昨年入社の社員全員が口を揃えて「社会に出て1年間働いて、数字がいかに大切か分かった」と言っていたそうです。

 企業に入って働くということは、利益を上げるために全力を尽くすということです。企業というものの活動はお金という形ではっきり現れます。つまり企業活動のほとんどすべては数字で表現できるということです。ビジネスの世界では数字で説明できること。数字で理解することが非常に大切になります。

 企業の活動だけではありません。業績を上げるには、社員全員が目標を持って達成のために努力しなければなりません。個人の目標、実績もすべて数字に現れるのです。社会人はすべてを数字で評価されるものだということでしょう。

1人でできる仕事などほとんど存在しない

 最後の「チームワーク」は、協力して働くことの大切さを表しています。アイティメディアはメディアの仕事、広告の仕事をしています。編集担当、営業担当などなど、いろいろな職種の人が協力して働いています。社長の大槻は「1人でできる仕事などほとんどない」と語り、協力しあうことの大切さを強調しました。

 そして、多くの人が協力しあって目標を達成するには、1つ目に挙がった「時間」が大切になります。目標と結果は「数字」という形で現れます。皆で集まる会議では数字を共通の言語としてコミュニケーションを取る必要があります。昨年の新入社員が感じた学生時代と比べて大きく変わったもの3つはお互い密接に絡み合っているとも言えるでしょう。

14年の実績と誇り、そして未来へ

 アイティメディアは1999年12月に創業しました。変化が激しいインターネットの世界で14年間続けることができたというわけです。たった14年と思う方もいるかもしれませんが、これは実に大きな財産です。「配属が決まり、お客さんを訪問したときに感じるでしょう。アイティメディアがいかにお客さんからの期待を集めているかということを。これは先輩が作ってきた価値であり、誇りです」と大槻社長は語ります。

 しかし、この事実は過去の話です。過去の実績にしがみついていては発展はありません。確かに、先輩が作ってくれた価値、誇りは大切なものです。しかし未来に向かって進むには変えていかなければならないものもあります。未来のためにあえて捨てるものもあるでしょう。

 大槻社長は最後に新入社員に向けて「いずれ会社を背負う存在になってくれることを皆が期待しています。未来はまだ真っ白です。どのように描き上げていくかは皆さん次第です。小さなことでつまずくことや、落ち込むこともあるかと思いますが、未来を描くという気持ちを忘れずに頑張ってください」と語りました。

 社長スピーチの後は5人の新入社員が1人1人、社会人としてスタートを切るに当たっての決意を表明してくれました。それぞれの持ち時間はごくわずかでしたが、5人それぞれ違う趣があって、自分の言葉で何とか語ってくれていると感じさせてくれました。

 最後に担当から。新入社員の皆さん。社長メッセージでは「1人で出来る仕事などほとんどない」とありましたが、一方で社会人は「自分の仕事は何が何でもやり抜く」という責任感を持たなければなりません。大きな仕事をやり遂げるためにみんなで協力することは確かですが、あなたが担当する分は1人で責任をもってやり遂げなければなりません。社会人のチームワークとは、個々人が責任を果たしてこそのチームワークだということです。

 では、「自分の仕事を何が何でもやり抜く」には何が必要でしょうか? 「仕事をして給料をもらっている」という事実はありますが、私はそれだけでは何か足りないような気がします。「この仕事は誰よりも上手くやってみせる」とか「この仕事なら誰にも負けない」というプライドを持てること、自らの付加価値を加えることで良い仕事ができるように思います。

 「何のために仕事をするのか」という問いに、「給料をもらうため」としか答えられないのでは味気ないと思います。仕事を通して自分の存在をアピールし、市場価値を高めながら社会に貢献する。そんな社会人になって欲しいと思います。