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あおいちブログ

ITmedia新卒採用担当のブログです。

新人研修から早速「社会」に出てもらいます

 こんにちは。今日はアイティメディアで実施しているちょっと変わった新人研修「シェア研修」についてご紹介したいと思います。

 このシェア研修とは、ほかの企業の新入社員と合同で実施する研修です。発案したのは人事部長の浦野平也さん。最大の狙いは研修の時点から「社会に出てもらうこと」にあります。

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アイティメディア人事部長の浦野平也さん

 新人研修とは、学校を卒業したばかりの新入社員に、社会に出て働くために必要な知識やマナーを覚えてもらう場です。新入社員が集まって、講師の先生のお話を聞いたり、名刺交換や電話応対など社会人としてのマナーを教えてもらったりというものではないかと思います。

 普通、新人研修の場にいるのは入社したばかりの同期社員と講師の先生だけです。「本格的に社会にでる前の準備」とはいえ、ちょっと閉鎖的だとは思いませんか?

 シェア研修では、複数の会社の新入社員が同じ部屋に集まって研修を受けます。お互い新入社員とはいえ、会社が異なればやはり他人です。他人同士で集まるから、実際の社会に近い状況ができるというわけです。例えば名刺交換の練習でも、同じ会社の見知った同期と練習してもどこか白々しさが漂います。シェア研修なら、本当の他人と名刺交換ができるのです。

人脈作りにもつながる研修

 最初は他人同士でも、研修を重ねていけば自然に打ち解けていき、友達ができるようになってきます。研修でも会社の壁を超えて協力しあう場面があります。浦野さんは新入社員に「君たちは会社は違うけど同期だ。ほかの会社の友達をなるべくたくさん作ってほしい」と呼びかけます。

 社会に出て働き始めると、ほかの会社と協力して事業を進めることがあります。このようなときにきっかけとなるのが「人脈」です。どの会社でも豊富な人脈を持っている人は重宝されます。シェア研修では「ほかの会社の友だち」という人脈を作る場にもなっているのです。

 また、ほかの会社の新入社員から刺激を受けるということもあります。自分の会社の新入社員だけを見て、「この中ではオレがリーダーかな」と思い、同期も認めているというような人はいるでしょう。しかしシェア研修ではそのような人がほかの会社の新入社員に刺激されて、「あいつには負けたくない」と思うということもあるのです。

 あるときはコーディングに勤しむ仲間に刺激を受けたメンバーが、会社の壁を超えて何人も集まり、集団でコーディングを続けたということもあったそうです。人脈、良い意味での競争、リーダーシップとチームワーク、自社内にとどまらない幅広い視野など、シェア研修には普通の研修では得られないもの得るチャンスがあると言えるでしょう。

 シェア研修のクライマックスに、自社の事業内容をいかに上手に伝えられるかを競うプレゼンテーション大会がありました。次回はその準備の様子をお伝えします。