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あおいちブログ

ITmedia新卒採用担当のブログです。

「思う様に運ばなくても」

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おみくじを先日引いたところ、年始に引いたものとまったく同じ文言が出ました。
一年に二度も「色を慎み身を正しく」と天から忠告される私って。。。

さてこのおみくじ、願事の項目に「思う様に運ぶ」と書いているのですが、
「思うままに運んではいないけど結果的に良かった」ことって往々にしてありますよね。

先日、前のエントリを書きながら例の丸顔インタビュー
http://corp.itmedia.co.jp/recruit/interview/msaito/
を読み返していて思い出したのですが
そういえば私、最終面接では「編集記者になりたいです」って言っていたんですね。

思い返せば学生時代、音楽イベントを企画・運営するサークルに身を沈めるなかで
「就職かー、どうしようかな……。自分たちが作ったイベントにわざわざ人が来てくれるのは
 すっごい嬉しかったから、仕事にするなら何かきっかけを作ったり発信したりすることがいいかなー」
などと思っており、当時の私にとっては
「発信する側に立つ」=コンテンツを作る人になる=編集記者職一択だったのです。
とはいえ、いざ配属された広告営業で、やりたいことと違うというジレンマに悩んだ経験はありませんでした。

「営業って、あらかじめ作られた商品をただお客さんに売ってくるだけでしょ?
 そもそも広告ってよくわかんないし、ノルマとか数値目標とかも厳しそう。もし達成できなかったら……」
普段メディアを読んでいてもまったく見えない広告営業の仕事に対して、
学生の皆さんがそう思うのは当然です。かくいう私も、上述の100倍くらい不安でした。

しかし実際のところ、広告営業はありものを売っていればOKということにはなりません。
お客さんへのヒアリングにはじまり、自分たちが提供できるベストなプランはなにかひたすら考える。
今回プロモーションしたい製品はなにか? 強みは? ターゲットはどんな人たちか? 目的は?
さて、たくさんあるメディアのなかで、今回のプロモーションに最も適しているのはどれだろう。
わかりやすく伝えるためには、記事形式がいいかな? イラストや動画を入れるのはどうだろう。
マンガを入れてみるのも手だな。最近同じような案件があった気がする──
それは少なくとも私にとっては「発信する側」に立てる仕事だったんですよね。

これから就職活動をはじめようという学生の皆さんのなかには
“自己分析”なるものをしようとしている方もいらっしゃるかもしれません。
そこでわかった「自分がやりたいこと」を発端に、入りたい企業を探すことも
ただ、「やりたいこと」はどのくらいの粒度で目指すかというのも考えてみてほしいなあと思います。

・それはどの業種、業界であれば実現できることなのか?
・特定の職種以外でもできることなのか? あるいは特定の職種じゃないとできないことなのか?
・特定の職種に就ければ、働く分野は限らないのか? さらに分野も限られるのか?
・どの企業であれば目指せるものなのか? もしくは、特定の企業じゃないとできないことなのか?

「やりたいこと」を少し角度を変えて見てみたとき、
思いもよらなかった方向から、なりたい自分につながる道筋が見つかるかもしれません。
私の場合は、それが結果論だったわけですが……
「好きなことを仕事にできるか」はもちろん大事なことですが、
“会社のなかで働く”というのは何が起こるか正直わからないこともあり。
「仕事を好きになれるか」考えてみると、はじめの段階で視界を狭めずに済むかもしれません。

などなど、デスクに貼ってみたおみくじを見ながら思いつつ、
目上の人を敬って目下の人を慈しもう……と気持ちを新たにする週の真ん中なのでした。